溶岩石(ラバストーン)とは?特徴・正体・選び方をわかりやすく解説
溶岩石(ラバストーン)は一種類の鉱物名ではなく、溶岩が地表で冷え固まった多孔質火山岩に使われる広い流通名です。天然石ビーズでは黒〜濃灰色の玄武岩質スコリアが多く、気泡跡による無数の穴が特徴です。
- 溶岩石(ラバストーン)は、溶岩が地表で冷え固まった多孔質の火山岩に使われる広い呼び名
- 表面の無数の穴は、溶岩の中にあったガスの気泡跡
- ひとつの鉱物名ではなく、玄武岩質スコリアなど複数タイプの火山岩が含まれる
石のきほん|基本データ
| 名前 | 溶岩石(ラバストーン) |
|---|---|
| 分類 | 多孔質火山岩に対する広い流通名 |
| 化学組成 | 岩石のため固定式なし。Basalt/Scoria等の火山岩が多い |
| モース硬度 | 構成鉱物・ガラス量により変動 |
どんな石?
溶岩石(ラバストーン)は一種類の鉱物名ではなく、溶岩が地表で冷え固まった多孔質火山岩に使われる広い流通名です。天然石ビーズでは黒〜濃灰色の玄武岩質スコリアが多く、気泡跡による無数の穴が特徴です。急冷してガラスになったオブシディアンや、珪長質のライオライトと並べると、火山由来でも組織が大きく違うことが分かります。


1. 溶岩中のガス
地表へ上がると圧力が下がり、溶けていたガスが泡になります。
2. 気泡が残る
泡を含んだまま溶岩が冷え始めます。
3. 気孔のある火山岩
固まったあとに、泡の跡が多数の穴として残ります。
「ラバストーン」は広い流通名です。玄武岩・スコリア・軽石などは、組成や気孔の特徴が異なる別の岩石区分です。
STONE STORY|成り立ちと名前
マグマに溶けていたガスが圧力低下で泡になり、そのまま固まるとvesicle(気孔)が残ります。急冷してガラス質になったオブシディアン、流紋岩質のライオライト、火山岩の一種であるサヌカイトと比べると、「ラバストーン」がかなり広い流通名だと分かります。軽石のように非常に軽いものから、比較的重い玄武岩質スコリアまで幅があります。
石言葉・文化的な楽しみ方
天然石市場では色や模様からさまざまな意味が語られます。いしみるでは、科学的な性質・地質学的な成り立ちと、文化的な意味づけを分けて紹介します。
選ぶときに見るところ
穴の大きさ・分布、黒〜赤褐色の自然な岩石組織、染色・ワックス・香料含浸の有無を見る。
処理・類似石・表示の注意
『Lava Stone』だけでは玄武岩、スコリア、軽石などの厳密な岩石名は決まりません。香りを染み込ませる用途では皮膚刺激のある精油の扱いにも注意します。
主な産地・分布
世界中の火山地域に分布します。

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お手入れと保管
多孔質で汚れを吸いやすいため、短時間の水洗い後によく乾燥させます。薬品・油分の長期含浸は避けます。
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