メテオライト(隕石総論)とは?特徴・正体・選び方をわかりやすく解説
宇宙空間から地球へ落下し、地表に到達した天然物質の総称です。
- メテオライトは、宇宙から飛来して地表まで到達した隕石の総称
- 石質・鉄・石鉄など種類があり、見た目も中身もかなり違う
- 「隕石」という名前だけでは性質は決まらないので、分類名まで見ると一気に面白くなる
石のきほん|基本データ
| 名前 | メテオライト(隕石総論) |
|---|---|
| 分類 | 隕石の総称 |
| 化学組成 | 種類により異なる |
| モース硬度 | 種類により異なる |
どんな石?
宇宙空間から地球へ落下し、地表に到達した天然物質の総称です。
石質隕石
ケイ酸塩鉱物を主体とするタイプ。コンドライトなどが含まれます。
鉄隕石
鉄・ニッケル金属を主体とするタイプです。
石鉄隕石
金属とケイ酸塩鉱物の両方が目立つタイプ。パラサイトなどがあります。
「メテオライト」は特定の鉱物名ではなく、地表に到達した隕石全体を指す総称です。



STONE STORY|成り立ちと名前
石質隕石、鉄隕石、石鉄隕石などに分けられ、ひとつの鉱物名ではありません。
石言葉・文化的な楽しみ方
天然石市場では由来や色からさまざまな意味づけが語られます。いしみるでは、科学的な性質・地質学的な成り立ちと、文化的・商品的な意味づけを分けて紹介します。
選ぶときに見るところ
① 正式な隕石名を確認:個体名が示されている場合は、Meteoritical Bulletin Databaseで正式名称・分類・発見地などの登録情報を照合できます。
② 「隕石」だけでなく分類を見る:石質・鉄・石鉄の大分類に加え、コンドライトなどの詳しい分類まで分かると、含まれる鉱物や見た目の違いを理解しやすくなります。
③ 標本の来歴を見る:販売ラベル、重量、由来、元標本とのつながりなど、個体の出所をたどれる情報があるか確認します。高額品では「どの隕石の一部か」が分かることを優先します。
処理・類似石・表示の注意
磁石に付くだけでは隕石と断定できません。多くの隕石は金属鉄を含むため磁性が手掛かりになる一方、地球上の磁鉄鉱や人工スラグなどにも磁性があります。USGSは、密度・磁性・形・融解殻などを複数の手掛かりとして示し、気泡や明瞭な条痕などは隕石らしくない特徴として挙げています。
見た目や家庭での簡易テストだけで確定せず、正式名称・分類・来歴が確認できる標本を選ぶのが安全です。
主な発見地域・分布
隕石は特定の「産地」で採れる鉱物ではなく、世界各地へ落下します。発見例が多く集まるのは、地表上で見つけやすく長期保存されやすい環境です。個々の隕石は、落下・発見地点に基づく名称や登録情報を確認します。
南極
氷上で暗色の隕石が見つけやすく、長期間保存されやすい地域。
乾燥砂漠
サハラなど、植生が少なく地表の標本を発見しやすい地域。
観測された落下
実際の落下が目撃・記録され、地点と標本を結び付けやすい例。
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お手入れと保管
鉄を含むものは特に湿気に注意し、種類に応じて保管法を変えます。
参考資料・出典
- Meteoritical Bulletin Database — Meteoritical Societyが承認した隕石名・分類・発見情報を確認。
- U.S. Geological Survey|I think I found a meteorite. How can I tell for sure? — 磁性、密度、融解殻、気泡・条痕など識別時の注意点。
- Smithsonian National Museum of Natural History|Meteorites
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