真珠とは?特徴・正体・選び方をわかりやすく解説
貝などの軟体動物が体内で形成する有機宝石です。
- 真珠は、貝などの軟体動物が体内でつくる生物由来の宝石
- 細かな真珠層が重なることで、やわらかな光沢と干渉色が生まれる
- 鉱物の原石とは違って傷つきやすいので、汗・摩擦・強い薬品には少し気をつけたい
石のきほん|基本データ
| 名前 | 真珠 |
|---|---|
| 分類 | 有機宝石 |
| 化学組成 | 主にCaCO₃+有機質 |
| モース硬度 | 約2.5〜4.5 |
どんな石?
貝などの軟体動物が体内で形成する有機宝石です。

貝の体内
貝などの軟体動物の体内で真珠が形成されます。
真珠層
多くの真珠ではアラゴナイトの微小結晶と有機質が積層します。
独特の光沢
細かな層が光を反射・干渉させ、真珠特有の光沢を生みます。
STONE STORY|成り立ちと名前
多くの真珠ではアラゴナイトの微小結晶と有機質からなる真珠層が積み重なり、独特の光沢を生みます。貝由来の素材全体を比べたい場合はマザーオブパール、真珠が「石ではない」ことを直感的に見るなら4コマ|真珠「えっ、ぼく石じゃないの!?」も続けて読むと理解しやすいです。

石言葉・文化的な楽しみ方
天然石市場では由来や色からさまざまな意味づけが語られます。いしみるでは、科学的な性質・地質学的な成り立ちと、文化的・商品的な意味づけを分けて紹介します。
選ぶときに見るところ
① まず種類を確認:天然真珠か養殖真珠か、海水か淡水か、貝の種類や養殖タイプまで分かると比較しやすくなります。
② 見た目は7つの要素で見る:GIAは養殖真珠の評価要素として、サイズ・形・色・光沢・表面・真珠層・連相を挙げています。単品では連相は関係しませんが、ネックレスなどでは粒のそろい方も見どころです。
③ 高額品は処理表示も確認:色や光沢だけで判断せず、染色などの処理、天然色かどうか、必要に応じ鑑別レポートの記載を確認します。
処理・類似石・表示の注意
真珠には、染色・照射・光学的増白など外観を変える処理例が報告されています。GIAの研究では、淡水養殖真珠の色処理や光学的増白、アコヤ真珠の染色・照射が分析で確認された例があります。
また、見た目が似た模造真珠も流通するため、「真珠」という商品名だけで天然・養殖・模造の別を決めないことが大切です。素材や処理が重要な場合は、鑑別情報を確認します。
主な産地・分布
養殖真珠は種類によって主産地が異なります。アコヤ真珠は日本を中心に中国・ベトナムでも養殖され、南洋真珠はオーストラリア・インドネシア・フィリピン、タヒチ養殖真珠は主にフランス領ポリネシア、淡水養殖真珠は中国が主要産地です。
日本の真珠養殖は長崎県・愛媛県・三重県を中心に行われています。産地名だけで品質を決めず、真珠の種類、光沢、巻き、表面、形、処理表示などを合わせて確認します。
アコヤ真珠
日本を中心に、中国・ベトナムなど。
南洋真珠
オーストラリア、インドネシア、フィリピンなど。
タヒチ真珠
主にフランス領ポリネシア。
淡水真珠
中国が主要な養殖地域。
4コマで真珠を知る
あわせてみる
お手入れと保管
酸・汗・香水・超音波を避け、使用後は柔らかい布で拭きます。
この石の実物を探す
ブレスレット、ルース、原石など、気になる形から見比べられます。
メルカリへのリンクは広告です。検索先で素材・加工・状態をご確認ください。




