コンドライトとは?特徴・正体・選び方をわかりやすく解説
コンドライトは、石質隕石のうち「コンドルール」と呼ばれるミリメートル前後の球粒を特徴とする大きなグループです。普通コンドライト、炭素質コンドライト、エンスタタイトコンドライトなど多くの分類があり、一個の宝石名ではありません。
- コンドライトは、丸い球粒「コンドルール」を含む石質隕石の大きなグループ
- 太陽系初期の物質を残すものが多く、隕石研究ではとても重要な存在
- ひとつの宝石名ではなく、普通・炭素質・エンスタタイトなどさらに細かく分かれる

石のきほん|基本データ
| 名前 | コンドライト |
|---|---|
| 分類 | 石質隕石の大分類 |
| 化学組成 | 主にケイ酸塩鉱物+鉄・ニッケル金属・硫化物など(種類で異なる) |
| モース硬度 | 構成鉱物が異なるため一定しない |
どんな石?
コンドライトは、石質隕石のうち「コンドルール」と呼ばれるミリメートル前後の球粒を特徴とする大きなグループです。普通コンドライト、炭素質コンドライト、エンスタタイトコンドライトなど多くの分類があり、一個の宝石名ではありません。実物の登録例としてNWA 869、金属主体との比較にはギベオンが役立ちます。
コンドルール
ミリメートル前後の丸い球粒が特徴のひとつ。標本によって見え方や量は異なります。
細粒基質・金属粒
球粒の間を細かな基質が埋め、種類によって鉄・ニッケル金属や硫化物なども含まれます。
さらに細かく分類
「コンドライト」は大分類で、普通・炭素質・エンスタタイトなど複数のグループがあります。
STONE STORY|成り立ちと名前
コンドライトは太陽系初期の物質をよく残す隕石として研究されています。Natural History Museumは、コンドルールが初期太陽系の塵や溶融滴からできた小球で、コンドライトが惑星形成以前の情報を保存していると説明しています。
石言葉・文化的な楽しみ方
天然石市場では色・模様・由来からさまざまな石言葉や願い事が語られます。いしみるでは、科学的な性質・地質学的な成り立ちと、文化的・商品的な意味づけを分けて紹介します。
選ぶときに見るところ
標本を選ぶときは「コンドライト」という大分類だけでなく、H・L・LLなどの群、岩石学的タイプ、発見/落下名、切断面のコンドルール、風化状態、来歴を確認します。
処理・類似石・表示の注意
磁石につく黒い石や工業スラグが隕石として扱われることがあります。磁性だけでは判定できません。コンドライトの分類名、登録名、分析情報の有無を確認します。
主な産地・分布
世界各地で落下・発見されています。南極や乾燥砂漠では保存・発見されやすく、多数の標本が回収されています。
世界各地
落下・発見例は世界中にあり、特定の鉱山産地をもつ鉱物ではありません。
南極
氷上で暗色の隕石を見つけやすく、長期保存されやすい地域です。
乾燥砂漠
植生が少なく地表の標本を発見しやすいため、北西アフリカなどから多数の隕石が回収されています。
あわせてみる

お手入れと保管
種類によって金属鉄を含むため、湿気で錆が進むことがあります。乾燥保管を基本とし、切断面には素手で長時間触れないようにします。
この石の実物を探す
ブレスレット、ルース、原石など、気になる形から見比べられます。
メルカリへのリンクは広告です。検索先で素材・加工・状態をご確認ください。



