ラルビカイトとは?特徴・正体・選び方をわかりやすく解説
ラルビカイトはノルウェーLarvik周辺を代表する粗粒の深成岩で、長石が青〜銀色に閃くシラーで有名です。『ブルーグラナイト』と呼ばれることがありますが、地質学的には花崗岩そのものではありません。
- ラルビカイトは、ノルウェー南部を代表する暗色の深成岩
- 角度を変えると長石が青〜銀色にきらっと光るのが最大の魅力
- 「ブルーグラナイト」と呼ばれることがありますが、地質学的には花崗岩そのものではない
石のきほん|基本データ
| 名前 | ラルビカイト |
|---|---|
| 分類 | 粗粒の深成岩・モンゾナイト〜閃長岩質岩石 |
| 化学組成 | 岩石のため固定式なし。ternary feldspar+pyroxene等 |
| モース硬度 | 構成鉱物により概ね6前後 |
どんな石?
ラルビカイトはノルウェーLarvik周辺を代表する粗粒の深成岩で、長石が青〜銀色に閃くシラーで有名です。『ブルーグラナイト』と呼ばれることがありますが、地質学的には花崗岩そのものではありません。

粗粒の岩石
長石などの結晶が肉眼で分かる大きさに成長した深成岩です。
長石内部の微細構造
長石内部に非常に細かな層状構造が発達します。
青〜銀色のシラー
光が微細構造で干渉・散乱し、角度によって青〜銀色の光が見えます。
STONE STORY|成り立ちと名前
青い光は長石内部の微細なアルカリ長石・斜長石の層状構造によるschiller effectと説明されます。青い閃光が似るラブラドライトは単一の長石鉱物として見るのに対し、ラルビカイトは複数鉱物からなる岩石です。暗色岩石としてはインディゴガブロ、火山岩との比較ではライオライトも参考になります。暗灰色の岩石全体が角度で青く光るのが魅力です。
石言葉・文化的な楽しみ方
流通市場では色や模様から様々な意味が語られますが、いしみるでは科学的な性質と文化的な意味づけを分けて紹介します。まずは、この石ならではの組成・成長・岩石組織を観察するのがおすすめです。
選ぶときに見るところ
長石の青〜銀色シラーが角度で動くか、粗粒結晶の自然な組織、Norway/Larvik産表示を見る。
ブレスレットにするとどう見える?

実物では角度によって光が出たり消えたりします。購入時は複数角度の写真とNorway/Larvikなどの産地表示を確認してください。
処理・類似石・表示の注意
『ブラックラブラドライト』『ブルーグラナイト』などの市場名とLarvikiteを混同しないようにします。
主な産地・分布
ノルウェー南東部Larvik Commune、Vestfoldが代表産地。
ノルウェー
ラルビカイトの代表産出国。
Larvik Commune
名称の由来となる代表地域。
Vestfold
南東部の主要産地として知られます。
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お手入れと保管
研磨面を傷つけないよう他石と分け、柔らかい布と中性洗剤で手入れします。
この石の実物を探す
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