ヴァーダイトとは?特徴・正体・選び方をわかりやすく解説
ヴァーダイトは鮮緑〜暗緑色の装飾石で、単一鉱物ではなくクロムを含む雲母、特にフックサイトを多く含む変成岩に使われる名称です。彫刻材として南部アフリカの素材がよく知られます。
- ヴァーダイトは、クロムを含む雲母などによって鮮緑〜暗緑色を見せる変成岩の装飾石
- 単一鉱物ではなく、フックサイトなどを多く含む岩石として扱うのが基本
- 深い緑色と彫刻しやすい質感から、南部アフリカの彫刻材としても知られる
石のきほん|基本データ
| 名前 | ヴァーダイト |
|---|---|
| 分類 | フックサイト等Cr-bearing micaを多く含む緑色変成岩・装飾石名 |
| 化学組成 | 岩石のため固定式なし。Fuchsite/Cr-bearing mica+Quartz等 |
| モース硬度 | 構成鉱物により変動 |
どんな石?
ヴァーダイトは鮮緑〜暗緑色の装飾石で、単一鉱物ではなくクロムを含む雲母、特にフックサイトを多く含む変成岩に使われる名称です。彫刻材として南部アフリカの素材がよく知られます。


フックサイトなど
クロムを含む緑色の雲母が色の主役になります。
石英など
ほかの鉱物も組み合わさり、岩石としての組織を作ります。
ヴァーダイト
それらの集合からなる緑色の変成岩・装飾石名です。
フックサイト単体と、複数鉱物からなるヴァーダイト岩石は同じものではありません。
STONE STORY|成り立ちと名前
緑色の濃淡と雲母の細かな光沢が特徴で、クロムを含むフックサイトなどの雲母の量や他の鉱物組成によって見た目が変わります。雲母の性質は4コマ|雲母、フックサイトを母体に赤いルビーが入る例はルビーインフックサイトで比較すると、単一鉱物と岩石名の違いも整理しやすくなります。
石言葉・文化的な楽しみ方
天然石市場では色や模様からさまざまな意味が語られます。いしみるでは、科学的な性質・地質学的な成り立ちと、文化的な意味づけを分けて紹介します。
選ぶときに見るところ
緑色の自然な濃淡、雲母状の光沢、岩石としての組織を見る。単一のFuchsite結晶とVerdite岩石を区別します。
処理・類似石・表示の注意
『Verdite』は厳密な単一鉱物種ではありません。産地や販売者によって含まれる鉱物比が異なります。
主な産地・分布
ジンバブエ、南アフリカなど南部アフリカの変成岩地域が著名です。
ジンバブエ
ヴァーダイトの代表的な産地として知られます。
南アフリカ
南部アフリカの変成岩地域で流通例があります。
南部アフリカ
素材名と産地名を分け、個体ごとの構成鉱物を確認します。
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お手入れと保管
雲母を多く含むため強い摩擦や長時間の水浸けを避け、柔らかい布で手入れします。
この石の実物を探す
ブレスレット、ルース、原石など、気になる形から見比べられます。
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