天然石図鑑
PR

マンモスアイボリーとは?特徴・正体・選び方をわかりやすく解説

発掘現場にあるコロンビアマンモスの牙
nst
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

絶滅したマンモス類の牙に由来する素材です。現生ゾウの象牙とは由来が異なります。

まず3つだけ
  • マンモスアイボリーは、絶滅したマンモス類の牙に由来する古い生物素材
  • 長い時間を経た牙ならではの色合いや断面模様が工芸素材として楽しまれている
  • 現生ゾウの象牙とは由来が違うので、種・来歴・流通ルールを分けて確認したい

石のきほん|基本データ

名前マンモスアイボリー
分類化石・半化石状の牙素材
化学組成象牙質
モース硬度約2〜3

どんな石?

絶滅したマンモス類の牙に由来する素材です。現生ゾウの象牙とは由来が異なります。

マンモスアイボリーの断面
シベリア産マンモス牙の断面。Hannes Grobe / CC BY-SA 2.5。
マンモスアイボリーの見方

起源

絶滅したマンモス類の牙に由来します。

保存

永久凍土などで長期間保存された古い牙が工芸素材になります。

現生ゾウ象牙とは別

見た目が似ても由来が異なるため、種・来歴・法令の確認が重要です。

いしみる作成|模式図。実物写真ではありません。

STONE STORY|成り立ちと名前

永久凍土などから見つかる古いマンモス牙が工芸・装飾素材として利用されます。鉱物ではなく生物由来の素材という点ではアンバーやジェットも近い読み物として比較でき、化石由来の装飾素材ではダイナソーボーンも関連します。保存状態で色や亀裂が大きく変わります。

石言葉・文化的な楽しみ方

天然石市場では由来や色からさまざまな意味づけが語られます。いしみるでは、科学的な性質・地質学的な成り立ちと、文化的・商品的な意味づけを分けて紹介します。

選ぶときに見るところ

現生ゾウ象牙との混同を避け、種・由来・輸出入規制・販売地域の法令を確認します。

処理・類似石・表示の注意

現生ゾウ象牙との混同を避け、種・由来・輸出入規制・販売地域の法令を確認します。

主な産地・発見域

流通するマンモスアイボリーの多くは、ロシア北東部・シベリアの永久凍土から見つかるマンモスの牙に由来します。CITES事務局の資料では、ロシア産の化石マンモス象牙の約80%がサハ共和国(ヤクーチア)由来と整理されています。北米でもアラスカなどからマンモスの化石や牙が見つかっています。

来歴を読むポイント

北東シベリア

永久凍土から保存状態の良い牙が見つかる主要地域。

ヤクーチア

ロシア産マンモス象牙の主要な由来地域として知られます。

表示確認

「マンモス」表記だけでなく、種・由来・販売地域の法令や証明を確認します。

いしみる作成|産地・来歴情報の模式図。特定商品の原産地証明ではありません。

あわせてみる

アンバー(琥珀)の実物標本

アンバー

別の生物由来宝石素材として比較。

関連記事へ →

ジェットの実物標本

ジェット

木質由来の有機宝石素材との違いを比較。

関連記事へ →

恐竜骨化石の実物標本

ダイナソーボーン

化石由来素材でも成り立ちが異なる例として比較。

関連記事へ →

お手入れと保管

乾燥・急激な温湿度変化・水浸けを避けます。

参考資料・出典
  1. CITES — Elephant ivory
  2. CITES SC78 Doc. 65.7 — Mammoth ivory trade

この石の実物を探す

ブレスレット、ルース、原石など、気になる形から見比べられます。

メルカリへのリンクは広告です。検索先で素材・加工・状態をご確認ください。
この石を探す
いしみるとは
いしみる
いしみる
Natural Stone Tokyo|天然石・鉱物の図鑑
知れば知るほど、石はおもしろい。天然石を見て・知って・比べて楽しむ図鑑です。鉱物学の事実と歴史・伝承を区別し、選び方やお手入れも分かりやすく紹介します。
記事URLをコピーしました