トルマリンクォーツの内包物|黒いショールとピンクトルマリンの違い
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いしみる
クロライトインクォーツは、水晶の内部や表面に緑泥石(chlorite group)の微細結晶が入った素材です。『クロライト』は一種類の鉱物名ではなくグループ名なので、緑色包有物を写真だけで特定種に決めることはできません。

| 名前 | クロライトインクォーツ/Chlorite in Quartz |
|---|---|
| 分類 | 石英+クロライトグループ鉱物の包有物 |
| 化学組成 | Quartz SiO₂ + Chlorite Group(種により組成変化) |
| 結晶系 | Quartz: 三方晶系 / Chlorite: 種により主に単斜晶系等 |
| モース硬度 | Quartz 7/Chlorite類は概ね2〜3 |
| 色 | 透明〜乳白水晶中に緑、灰緑、黒緑の苔状・板状・ファントム状包有物 |
最初の水晶結晶が成長し、結晶面ができます。
成長面に緑泥石(クロライト)が付着・取り込まれます。
その上から水晶が再成長すると、内部に緑色の層やファントム状模様が残ります。
ガーデンクォーツと呼ばれる素材の緑色景観には、クロライト群鉱物が関与するケースが多くあります。ただしガーデンクォーツ自体も鉱物種名ではありません。
天然石市場では「癒やし」「成長」などが語られます。いしみるでは『成長途中の結晶面を緑泥石が記録したもの』として観察します。
苔状・板状・ファントム状の形を見る。
Clinochlore等の具体種は分析根拠を確認。
Garden QuartzとChlorite Quartzは重なるが同義ではない。
緑色内包物はクロライト以外にもActinoliteなど角閃石系やEpidote等があり得ます。母体は水晶で、景観系の流通名「ガーデンクォーツ」と重なる例もありますが同義ではありません。ガーデンクォーツの雰囲気は4コマでも楽しめます。
ブラジル、マダガスカル、ヒマラヤ地域など多くの水晶産地で知られます。

母体石英は硬いですが、表面露出したクロライトは柔らかいのでブラッシングを避けます。
複合素材・岩石・流通名では、商品名だけで鉱物種や産地を断定せず、確認できる範囲を明示しています。
ブレスレット、ルース、原石など、気になる形から見比べられます。
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