シンハライトとは?スリランカ由来の希少宝石・ペリドットとの違い
シンハライトは、黄〜緑褐色の透明石が宝石としてカットされる希少なホウ酸塩鉱物です。20世紀半ばまで褐色ペリドットと混同されていた歴史があり、現在も外観だけでは似ることがあります。名前はタイプ産地スリランカの古称Sinhalaに由来します。
- シンハライトは、黄〜緑褐色の透明結晶が宝石としてカットされる希少なホウ酸塩鉱物
- 一つの石の中で色味が変わって見えることがあり、落ち着いた褐色系にも奥行きがある
- かつて褐色ペリドットと混同された歴史がありますが、化学組成はまったく別

BASIC DATA
石のきほん|基本データ
| 名前 | シンハライト/Sinhalite |
|---|---|
| 鉱物・分類 | 無水ホウ酸塩鉱物 |
| 化学組成 | MgAlBO₄ |
| 結晶系 | 斜方晶系 |
| モース硬度 | 6.5〜7 |
| 主な色 | 無色、淡灰、淡黄、淡桃、緑褐〜濃褐色 |
どんな石?
MindatではMgAlBO₄、斜方晶系、硬度6.5〜7。高変成度岩や鉱化した大理石中に産し、透明な宝石質結晶は希少です。化学組成はペリドット(オリビン)とは全く異なります。
MgAlBO₄
ホウ酸塩鉱物
(Mg,Fe)₂SiO₄
オリビンの宝石質変種
STONE STORY
石のものがたり|名前と歴史
1952年に新鉱物として記載されました。スリランカの宝石砂から見つかっていた褐色石が、長い間ペリドットとして扱われていたことが判明し、独立鉱物Sinhaliteとして整理されました。褐緑色の希少石としてはコーネルピンも比較対象になり、『見た目だけでは鉱物名を決められない』好例です。
石言葉・スピリチュアルで語られる意味
流通文脈では「洞察」「落ち着き」「判断」などが語られることがあります。褐色〜黄緑の落ち着いた色からの文化的連想です。
選ぶときに見るところ
色
黄〜緑褐色の彩度と透明度を見る。
ペリドットとの違い
見た目だけでなく屈折率・比重・鑑別情報で判断。
希少性
大粒・高透明度品は希少なので産地・鑑別書を確認。
CHECK BEFORE BUYING
処理・類似石・表示の注意
褐色ペリドットとの歴史的混同があるため、色だけでSinhaliteと断定しません。高額品は信頼できる鑑別情報を優先します。
主な産地
タイプ産地はスリランカ。ミャンマーMogok、タンザニア、マダガスカル、米国などでも報告されています。
あわせてみる|相性・組み合わせ
ここでは色、鉱物としての近さ、扱いやすさ、天然石文化で語られるテーマから組み合わせ例を紹介します。組み合わせによる効果を保証するものではありません。
石のおていれ|お手入れと保管
硬度6.5〜7で比較的丈夫ですが脆く、強い衝撃を避けます。通常はぬるま湯と中性洗剤でやさしく洗浄できます。
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参考資料・出典
鉱物学上の基本データ・名称関係・安全上の注意は上記資料を確認して作成。石言葉・スピリチュアルの説明は科学的事実と区別しています。
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